消費者金融自動契約機と銀行
消費者金融業界初の自動契約機
今では消費者金融業界で当たり前になっている自動契約機は、1993年にアコムが初めて導入しました。この自動契約機の普及が、今日の消費者金融業界を支えたといっても過言ではありません。
この自動契約機の目的はコスト削減です。店舗で運営すれば、それなりに広い部屋を借りなければなりませんし、社員も増やさなければなりません。
そういった経費を軽減することが、自動契約機導入の最大の目的だったのです。
経費削減に大きな影響を与えた自動契約機ですが、実は自動契約機の繁栄が、思わぬ落とし穴になっているといわれています。
それが貸倒れです。
自動契約機の登場で誰でも簡単に登録出来るようになり、その影響で貸倒れが増えているのではないかとささやかれています。
消費者金融業界を支えてきた自動契約機ですが、思わぬ落とし穴があったのかもしれません。
消費者金融業界に銀行参入
大手銀行は消費者金融会社と合併して、消費者金融業界に参入して来ました。
銀行が今まで個人のローンに関して消極的だったのは、昔ながらの「担保」が足かせになっていました。無担保の人間に対して融資するというノウハウがなかったため、消費者金融業界に遅れを取っていたというわけです。
大手銀行と消費者金融業界の合併は、お互いにとってメリットがあります。
大手銀行は無担保の人間に融資するノウハウ、いわゆる審査ノウハウが不足していました。しかし、このノウハウには長けている消費者金融業界のノウハウを取り入れることが出来るので、銀行に取ってメリットがあります。
また、消費者金融業界にとっては「銀行」というブランドが手に入るわけですから、消費者金融を不安に思い避けている顧客に対して、安心感を与えることが出来ます。
この安心感から顧客増加を狙えるわけです。
ですから、大手銀行と消費者金融業界の合体は、双方にとってメリットがあるわけです。