スキミング犯罪とICカード
スキミング犯罪とICカード
クレジットカード犯罪は、他人のカードを不正利用するものが多かったのですが、今では偽造カード犯罪も多くなっております。
偽造カードの手口で一番多いのが、スキミング犯罪です。これはクレジットカードの磁気ストラップの情報を読み取り、別のカードを作り不正利用することです。
スキミング犯罪はスキマーという機械に盗んだクレジットカードを通すだけで、そのクレジットカードの情報が入手出来ます。その情報をもとに、偽造カードを作るわけです。
その偽造クレジットカードを使って商品を買い、すぐに現金化しているわけです。
他人のカードを盗んだ場合は、盗まれた本人が気がつきますが、スキミングの場合は、請求書が来るまで殆ど気がつかない場合が多いです。
不正利用の場合は保険で支払われますので、本人はそれほど被害を被りません。また、クレジットカード加盟店もクレジットカード会社から代金が支払われます。
スキミング犯罪で一番被害が大きいのは、実はクレジットカード会社なのかもしれません。
日本では2001年6月にスキミング行為が刑罰の対象になりましたが、それまではスキミング行為自体は違法ではなかったのです。
このスキミング行為が刑罰の対処になったので、スキミングの防犯に多少はつながるかと思いますが、専門家の間では本人確認の徹底を行わなければ、効果がないとも言われています。
ICカードは接触型と非接触型の2種類
ICカードは接触型と非接触型があります。クレジットカードやキャッシュカードに使われるタイプは、接触型のICカードになります。
ICカードは磁気カードよりも安全であると考えられており、偽造対策等のセキュリティの向上を目的とした置き換えが進んでいます。
磁気ストライプ上の情報には、不正な読み書きを防止する仕組みがないため簡単にコピーが出来ますが、ICカードの場合はICチップでアクセス制御を行う事ができるため、偽造を行うにはICチップを分解しなければならないので、手間やコストが掛かる分だけ安全でと言われています。
高機能なCPUを搭載したICカードは、カード内部で複雑な処理が可能であり、磁気カードよりも多機能なカードとして利用できることが期待されています。